2020.08.12
「幸せな思い出の恩返し」、動物の権利を考えるWEBメディア“Levees”オープン。
「だったら、関わらないで」
<Levees(レビーズ)>のサイトを開くと、まずこの言葉が飛び込んできます。
これはLevees代表挨拶の中にある言葉。
あまりにぶしつけな言葉に驚きながらも、挨拶を読み進めていると…
この言葉に込められたたくさんの想いに触れることが出来ました。
これまでも、今も。
楽しく愛おしい時を一緒に過ごしてくれた動物たちへの想い。
「ありがとう」と「ごめんね」。
不思議ですが、このような両極端の意味が込められていると感じたのです。
幸せな思い出をありがとう。
一緒に過ごしてくれてありがとう。
いつも笑顔をくれてありがとう。
けれど、
虐待や殺処分から救えなくてごめんね。
もっと出来ることがあったかもしれない。
悲しい思いをするために生まれてきたわけじゃないのに。
もっとたくさんの楽しいことが出来たはずなのに。
本当に、本当に。
たくさんの想いが飛び込んでくるように伝わってきました。
Leveesがスローガンとして掲げている「Animal Rights!」。
つまり、動物にも権利があるんだ!ということを主張しているもの。
自由に生きて欲しい。
幸せに生きて欲しい。
代表挨拶からも、「Animal Rights!」のスローガンからも、優しくあたたかで、それでいて揺らがぬ芯のある願いが吹き込まれていることを感じました。
Leveesとは実際にどのようなことを発信するWEBメディアなのか?
2020年6月17日にリリースされたばかりのサイトを覗いてみましょう。
サイトのトップページを飾っているのは「ムーミン」。
(スタッフの皆さんからはムーと呼ばれているそうです!)
Leveesの編集長として、日々スタッフの士気をあげていると伺いました。
実はこのムーミン、Leveesの代表と共に暮らしている愛犬とのことです!
白くふわふわの毛とつぶらな瞳がとても可愛いですね。
サイト内にはいくつかカテゴリーがあり、目的の内容を閲覧することが出来ます。
■ABOUT(レビーズについて)
■BLOG(動物に関するオリジナルブログ)
■PLACE(全国各地の里親・保護施設の情報)
■FEATURE(動物に関する知識や情報)
動物を飼っている人や、飼いたい人や、飼いたいけれど飼えない人など、「動物が好きな人」に向けて様々な情報を発信していました。
サイトに訪れた人にもっと楽しんでもらえる企画も現在検討中とのこと。
InstagramとFacebookも開設しているそうですので、興味がある方はぜひサイトやSNSをのぞいてみてはいかがでしょうか?
知りたい情報や役立つ情報、動物の権利を考えたくなる記事など。
心の中に「大切な何か」を生むきっかけになるはずですよ。
Levees代表の想い
Leveesを立ち上げた代表兼編集長ムーミンのパパである金子さんに少しだけお話を伺わせていただきました。
-なぜLeveesを立ち上げようと考えたんですか?
「単純に動物が好きだから」
っていう理由ですが、細かく言うと“子供の頃”から“今まで”の考えが変わっていることに気付いたからですね。
動物を見る角度が変わった?そんな感じです。
-角度が変わったというのは、どういうことでしょう?
子供の頃は、動物と友達感覚でお互い無邪気に遊ぶ感じですよね。
20代後半からは仕事に目を向けすぎて、自分ばかりを大切にしていたなって、今でも後悔しています。
当時一緒にいたウサギのジェマ(♀)にはもっとやれることがあったなって申し訳ない気持ちがずっと消えないです。
もちろんこれからもその気持ちを消すつもりはないですけど。
30代半ばの今は、ムー(編集長)が完全に自分の娘だと思っています。
僕が子供の頃と比べると「可愛い」だけじゃなく、「与えてあげたい」って気持ちもついてくるようになりました。
「この子は何を考えている?」を感じ取って、より良い環境だったり幸せを与えたい。
自分よりもムー側の立場になることが増えました。
やっと責任感が少しは身に付いたのかもしれませんね。
さて、本題ですが(前段が長くてすみません笑)
ここからもまた単純ですが、実際に立ち上げた動機です。
SNSでよく動物の可愛い動画だったり、マヌケでわらってしまう動画ってよくありますよね。逆に虐待なども。
後者の嫌な文章や写真や動画を見ていると、当たり前のように腹が立つし、泣きそうになる。
「だったら、そういうことを減らす手伝いをしよう。今の自分なら少しは余裕ある」
そう思い、そのまますぐに準備して立ち上げました。
でも単純に立ち上げることが出来たことはすごく恵まれていて、社にはたくさんの仲間がいて、みんなムーを可愛がってくれているんです。
だから、「ごめん、わがままに付き合って」って感じですかね(笑)とはいえ、まだまだ未熟なメディアなので、時には間違うこともあるかもしれないし、誰かに文句を言われることもあるかもしれないですけど、やりたいので、やります。
-Leveesのスタッフさんのお力添えがあってこそなんですね。
でも正直なところ。
つらつらと偉そうに語っていますが、「動物を大切にする」なんてことは当たり前のことであって、僕が気付くのが遅かっただけなのかもしれないんですよね。
無知なまま今まで一緒にいてくれた動物たちには、「足りないパパでごめんね」っていう気持ちが消えないままで。
そんな過去の自分を、少しでも許してもらうためにやっているのかもしれませんね。
どこまで行っても、ワガママな自分です。
-改めてですが「Levees」という言葉は造語ですよね?なぜこの名前にしたのでしょうか?
「Levee」というのが「堤防」という意味なんです。
「社のみんなで少しでも動物たちを守っていこう」っていうことで、僕の中でチームとして「‘s」をつけて、字面のイメージを見て、最終的に「Levees」になりました。
言葉として成立しているかどうかは分かりませんが、そこはご愛嬌を(笑)
-では最後に、Leveesとしての目標をお聞かせください。
「麻痺せず、やり続けること」
ですね。
Leveesでたくさんのことをやりたいです。
たくさんの人にいろんな情報を発信していきたいし、ボランティア、取材、イベント、おすすめグッズの販売まで。
あと、ムーの記録を残したいパパのワガママも追加で。
でも、本当に気の利いたことや格好いい言葉が出てこなくて申し訳ないんですが、地味でも麻痺せずやり続けていくことが大事かなと思っています。
<Levees詳細>
Website:
https://levees-u.com/
Instagram:
https://www.instagram.com/levees.tokyo/
Facebook:
https://www.facebook.com/levees.tokyo/