2020.04.16
【自宅を今すぐに“アゲ部屋・あなた専用のパワースポット”へ】 笠連載コラム#6
昨今の世情。
ご自宅で過ごす時間が相対的に増えている読者の皆様も多かろうかと思います。
そこで今回は、ご自宅に居ながら“差をつける”おすすめの方法をご紹介します。
それはズバリ、
「自宅をパワースポットにする」
ということ。
お金をかけず、簡単に、今すぐできる。
そんな方法をご紹介してゆきましょう!
そもそもパワースポットとは?
ブームを通り越して、パワースポットという言葉がある程度一般化している昨今。
パワースポット巡りなど旅行のツアーとして組まれているのを見ますと、時代は変わったなあとふと思うことも。
では、そもそもパワースポットとは何なのか。
難しい話は割愛して、要約するのであれば…
《大地のエネルギーが溢れ、特別な力を授かれる場所》
古来より風水などでは地相を読み、朝廷を作り、あるいは都の作りにこうした大地の気の流れは影響を与えてきました。
影響を与えてきた、というよりは活用してきたといった方が正しいかもしれませんね。
人のお体に流れる血液と同じく、
大地にもまた血液と同じような流れがあるとされます。
いわゆる「気」というものですね。
こちらが豊かな場所には田畑が栄え、文明が栄えると。
そうした恩恵が信仰の源になり、あるいは聖域になってきたわけです。
これまた平易に言えば、
その場にいることで、運気の上昇や幸運を呼び込む力にあやかれる特別なスポット。
それがパワースポットとここでは定義しておきましょう。
そんな場所を自宅に作る。
いわば、上げ部屋を作っていく初歩的な方法をここではご案内してゆきます。
それでは早速確認してみましょう!
1、テーブルの上などに物を置きっぱなしにしない
食事をするテーブル。
お仕事で作業をする机。
その上に物は散乱していませんか?片付いていますか?飲み途中のペットボトル容器やマグカップ、捨てていないティッシュなどはありませんか?
思い当たる節があれば、ズバリ言います。
即刻片づけましょう。
食事を摂るテーブルなどは、部屋の「憩い」を作り出すリラックス空間に欠かせない部分。
ここが散らかっていると、部屋全体の運気が停滞してしまいます。
また何か心の中で計画や目標を立てていることがあれば、すぐにでも片づけることをおすすめします。
いわばテーブルは「恵みにあやかる場所」
ここの気を滞らせないことが、パワースポット化の大事なポイント。
同性はともかくも、異性の方が散らかったテーブルを見て何を想像するか…
もはや言うまでもなく、勝負はここでジエンドになりかねません。
言わばテーブルは、恵みにあやかる田畑と同じなんですね。
土壌が淀めば当然、実りはなかなかに難しい。
ご自宅にこもりがちだと中々乱雑になりがちな場所ですが、だからこそ大切にしておきたいスポットの一つ。
「あとで片付けよう」ではなく、「終わったら片付ける」意識を持ってみるといいでしょう。
気の淀みが消えれば、自然と土壌は豊かになります。
2、水回りを清潔に保つ
風水学的にもよく取り上げられますが、これが存外バカにできない。
それが水回りです。
部屋の水回りは住む人の開運に直結するとされます。
その理由は「水」が、運気に大きく関わるからこそ。
人の体のほとんどが水分からなるように、生活の水場は「恵みを生む場所」。
運気的に言えば、幸運の水源となる場所です。
神社やお寺などに水が流れる場所で手を洗う「手水場」を見たことがおありでしょう。
それはただ単に手を洗うということだけではなく、身を清める意味合いがちゃんとある。
スピリチュアル的に言えば浄化、ということになりますね。
これはご自宅でも同じで、ここが濁れば部屋全体に流れる気も当然濁りがち。
目に見えないだけで、ウチ、実は下水道とあまり変わらないんだぜ…?
これではちょっとね。
モテ部屋とは言い難いかなと。
そこで今回は読者の皆様のご自宅に恵みを生む水源をもたらすべく、
「キッチン」「お風呂場」「トイレ」、この三点を項目ごとに分けて解説してゆきましょう!
「キッチン」
・シンクに水を溜めない
水を長時間溜めていると、その場所の気が淀んでしまう可能性が。
洗い物をした際には水は必ず流し、気の停滞を防ぎましょう。
・包丁をしまう
包丁というのは食材を切る道具であり、不運を断ち切る意味も持ちます。
…が。
ですので出しっ放しにしていると、断ち切る精度が落ちるだけではなく、せっかく良い空間に仕上げた運気を断ち切りかねません。
使用して洗ったら定位置に戻しましょう。
刃は抜くべき時だけ。
紳士たるもの鞘に納めておくのが優しさです。
「お風呂場」
・換気をする
お風呂は厄を落とす場所と言えます。
入浴後換気をしないでずっと湿気ったままにしておくと、陰の力が増してせっかく落とした厄が生き返ってしまいます。
悪いものはしっかりとお帰りいただきましょう。
・黒やグレーなどのアイテムを避ける
家の中でも水の要素が強く繊細なお風呂場だからこそ、黒やグレーなどの暗い色は避けてなるべく明るい色のアイテムを用いるのが吉。
明るい色というものは、それだけ光を放出します。
浄化の力が高まり開運に繋がりやすくなるということですね。
暗い色だと光を吸収してしまいますから、せっかくのポジティブな気もどこへやら。
ただしこだわりもありましょうから、もはやこれ以上は申しません。
「トイレ」
・清潔にしておく
日頃より汚れが蓄積されていくトイレで一番の鍵を握るのがこれです。
基本的なことですが、放っておく負の力が増幅して部屋の中まで拡散していく可能性がありますのでこまめな掃除を心がけましょう。
・ふたや扉は閉める
トイレのふたを開けっぱなしにしておくと、負の力が広がりやすくなります。
ふたやドアをしっかりと閉めておくだけでも十分に食い止められますので、閉める習慣をつけておくと良いでしょう。
汚れは放つものではなく、落とすものです。
3、良運の入り口となる玄関
玄関というのは家の入り口。
それは同時に運気を呼び込む入り口でもあるんですね。
そんな入り口が散らかっている。
物で溢れかえっている。
もはやラビリンスの始まりになっているとなれば、ここで運気はシャットアウト。
人の流れが滞る状態になっているのであれば、当然気の流れも滞るわけです。
靴が出っぱなしになっているなら、しかと靴箱へ納めるのが紳士の嗜み。
靴箱がないということならば、せめて揃えておいておきましょう。
気持ちのいい入り口には、気持ちのいいものが自然と入り込むものです。
言わばご自宅の第一印象ですから、ここはマストでなんとかしておきたい。
ファーストインプレッションが微妙だと、その後の展開も期待出来ないものですよね?
つまりはそういうことです。
言わば玄関は家の顔なんですね。
それは同時に、あなたの見えざる顔でもある。
出掛ける際や帰宅時には「通り過ぎる場所」として、掃除は手を抜かれやすい場所でもありますが、パワースポットとするには重要な場所ということを覚えておきましょう。
また、掃除をする他にも手軽なのは「植物」を置くということ。
命はそれそのものが恵みです。
すこしスピリチュアルなお話をすれば、植物の緑は様々な運気アップの手助けにもなり、有効手段でもあります。
ただ、実際に置くとなるとこれがまた場所を取るんですよね…
それならば!人工的な造草やドライフラワーを置こう。
そう発想されるかもしれませんが、植物は良くても人工的なものや枯れたものは実のところNG。
玄関から入ってくる新鮮な気の流れがそこで収束してしまいます。
スカスカのスポンジに水がどんどん入り込むイメージです。
もしも置くだけで運気アップを狙いたいのなら、鏡がおすすめです。
鏡は良い運気を反射し増幅させてくれるものと言えますから、パワースポットを作り出すのにもってこい!
出掛ける前に身だしなみのチェックもできますので、これまた紳士の嗜み。
取り入れてみてください。
家でも輝く自分でいるために
運気や気の流れなど、今回は少々スピリチュアル要素の強い言葉が並んでしまいました。
ちょっと遠い話に聞こえてしまったかもしれませんが…
例えば異性をご自宅にあげるぞと。
そういう観点で考えた時、以上に目が行き届かないということは多分ないと思うんですね。
気にするはずなのです。
(気にしないなら気にして下さい)
基本的にはご自身が過ごしやすい空間作りが大切ですが、
そこに“良きものを招く”という視点を取り入れてみて下さい。
スピリチュアルや風水にがんじがらめになってしまうと、リラックスの出来ない息詰まってしまう空間になってしまいますが、
他者が足を踏み入れて気持ちのいい場所は、運気にとっても気持ちのいい場所。
汚れきったパワースポットって、実はないんです。
古びた、古典的なということはあっても、やたら汚いぞここ…
というのは不思議とない。
それが答えです。
清潔で心地よい空間というのは、人それぞれが兼ね備えている潜在能力が開花して、素の自分でいることの強さを自覚出来ます。
それは自分を肯定し、自分の想いを叶えていくことにも繋がります。
何だか精神論のようになりましたが、
少なからずご自身はともあれ、人が好んで上がりたくなる家ならば、運気も好んで上がりたくなる場所であるということ。
ここをポイントとして覚えておかれるといいかなと。
整理整頓をして、自分自身と向き合うことも大切にして頂けるといいかもしれませんね。
さて、いかがだったでしょうか。
このコラムを読んでくださったあなたが、「素敵な空間」で「素敵な自分」でいられるきっかけになれば幸いに思います。
それでは今回はこれにて。
お目通し、ありがとうございました。
笠‐Ryu‐