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2022.01.26

Levees interview vol.2<前編>│海を越えてやってきた晴れ男サニー

 

動物の権利を考えるWEBメディア<Levees(レビーズ)>のインタビューvol.2。飼い主さんとペットの関係などをインタビューするこの企画の最新話が公開されました。今回はその前編をご紹介していきたいと思います。

 

ファッション誌や広告など様々な媒体でスタイリングを手がけるスタイリストの尾後啓太(おごけいた)さん。その隣にいるのはオーストラリアンラブラドゥードルという珍しい犬種のサニー君。「コイツの性格は、暴れん坊です」と笑って話すその言葉通りに、サニー君はとてもパワフルで愛らしく、まさに撮影現場の「太陽」になってくれるような存在でした。インタビュー前編ではサニー君との暮らしぶりや出会いのきっかけなどをお聞きしています。

 

ニュージーランドからやってきた!?

 

 

自己紹介をお願いします。

 

スタイリストとして俳優さんのスタイリングやカタログ撮影などをしています、尾後啓太です。

この子はオーストラリアンラブラドゥードルという犬種のサニー君です。3ヶ月ほど前にニュージーランドから日本にやってきて、来月で生後6ヶ月になります。

 

ニュージーランドからやってきたんですか?

 

はい。オーストラリアンラブラドゥードルという犬種はとても珍しい犬種なので、繁殖がかなり厳重に管理されているそう。だから認定のブリーダーさんのもとでしか繁殖が行われていないんです。

それでうちは色々探す中でニュージーランドのブリーダーさんから飼うことになって、サニーはニュージーランドから我が家にはるばる来ることになりました。

 

 

オーストラリアンラブラドゥードルのわんちゃんを飼いたくて探していたんですか?

 

そういうわけじゃないんです。コロナウイルスの影響で僕の奥さんが去年の2月ごろから仕事が完全在宅になったので、犬を飼いたいという話になって探し始めました。最初は犬種を決めずにパグとか柴犬とか色々見てたんです。

奥さんと「そこそこ大きくなる犬種がいいね」っていう話はしてて、色々と見る中でこの犬種を飼いたいとなって、探し始めたかんじです。この犬種は毛が抜けないので、洋服を扱う僕の仕事にもあってるんじゃないかって。

 

珍しい犬種だから、探すのは大変だったんじゃないですか?

 

オーストラリアンラブラドゥードルを飼いたいと思ってから、まずは日本のブリーダーさんのところで探したんです。でもやっぱり珍しいし人気の犬種だから、全く飼える気配はありませんでした。「この日の何時に子犬が出ます」っていう情報を見て、うちにある電子機器全部でスタンバイしても1個も繋がりませんでした。

それで色々探していく中で、今度はニュージーランドにいるブリーダーさんを見つけたんです。ちょうどコロナウイルスが少しずつ落ち着き始めてきた時で、飛行機が動くようになったタイミングだから空輸できる!となって、サニーが日本にやってこれました。それでもアクセスしてから順番待ちが1、2ヶ月はあって、待ち遠しかったです。

うちは性別も毛色も特にこだわりがなくて。出会えた子と家族になりたいと思ってたので、このタイミングで飼うことが出来たんだと思います。

 

サニー君と初めて会ったときはどうでしたか?

 

ニュージーランドから成田空港の貨物税関に到着して、そこで税関職員の方が1度チェックをするんですけど、そのときが初対面でした。とにかく無事に日本に着いてくれて安心しました。3兄弟で飛行機に乗って日本にやってきて、長旅でお疲れかなと思ったんですけど3匹とも本当に元気そうでよかったです。

その場には僕たち夫婦以外にも、その兄弟わんちゃんを飼う方が来ていました。それで不思議なんですけど、チェックを終えてクレートを開けると、3兄弟とも最初から飼い主がわかっているかのようにそれぞれの家族のもとへ向かっていったんです。すごいなと思いました。なにか感じたことがあったんですかね。

 

「晴れ男で元気な子になってほしい」

 

 

名前の由来を教えてください。

 

サニーを迎え入れることができると決まったときにブリーダーさんから、「あなたの家に来るのはこの子です」っていうメールが写真付きで送られてきたんです。そのときに顔を見て、奥さんと名前を決めました。

サニーという名前通り、晴れ男で元気な子になってほしいと思って名付けました。

 

サニー君はどんな性格の子ですか?

 

この通り、暴れん坊です。オーストラリアンラブラドゥードルってセラピー犬や介助犬に向いている穏やかな性格の子が多いらしいんですけど、この子はどうなんでしょうね…(笑)。

一緒に成田空港まで来た兄弟犬を迎えたご家族と連絡をとって、会ったことがあるんですけど、みんなそれぞれ性格が全然違いました。その子はずっと隅っこにいてすごい静か。コイツはやんちゃなのでこんなに違うんだなって驚きました。

 

 

 

「悲しそうな顔をしながら噛むのを止めてくれる(笑)」

 

サニー君特有の癖はありますか?

 

癖ってわけじゃないんですけど、噛む力が強いのかおもちゃが一瞬でおじゃんになります(笑)。奥さんがサニーのためにおもちゃをいっぱい買ってきてくれるんですけど、本当に一瞬で終わりますね。

まだ赤ちゃんで歯がかゆいんでしょうね。なんでも噛んで、すぐボロボロにしてしまいます。

今日も奥さんが「せっかく撮影だから、新しいおもちゃを持たせてあげる」って言ってくれたんですけど。もうすでに穴が空きそうなほど壊れかけてますね(笑)。

 

 

※レビーズ編集長ムーとも仲良し

 

お家の中では噛んでイタズラすることもあるんですか?

 

前までは着替えてる時に噛んでくることがあったけど、今はないかな。最近はダメって言うと悲しそうな顔をしながらも噛むのを止めてくれるようになりました(笑)。それでも一緒に遊んで欲しくて、僕が寝てるときでもおもちゃを手のところまで持ってくることがあります。

同じオーストラリアンラブラドゥードルの犬種で、靴下を噛んで遊んでいたらそのまま飲みこんでしまったっていう話を聞いたことがあったので、そういうのは気をつけています。靴下や洋服はすぐ洗濯機にいれたり。なるべくサニーがいるリビングに置かないように注意しています。

 

これまでサニー君とお出かけしたことはありますか?

 

犬を飼っている友人と、多いときは週に1度ドッグランに行きます。最初から物怖じせず走り回ってくれて、楽しそうでした。

ご時世的にも旅行とか遠出とかが出来ていないので、これから色々と連れて行ってあげたいなって思ってます。一緒にキャンプに行きたいな。

 

 

 

Leveesより前編インタビューを終えて

 

この日初めて会う編集部員にも尻尾を振って近づいてくれたサニー君。つぶらな瞳とふわふわな毛と愛嬌たっぷりな姿から、何度も「ぬいぐるみみたい…!」と言われながら可愛がられ、気づけば編集部一同サニー君の虜になっていました(笑)。

後編ではサニー君に対する思いなどを詳しくお聞きしています。こちらも可愛い写真盛りだくさんでお届けする予定なので、どうぞ楽しみにお待ちください。

Levees編集部より

 

 

<PROFILE>

profile
スタイリスト
尾後啓太 | Keita Ogo

愛犬
サニー | Sunny

 

愛媛県今治市出身。有名スタイリストのもとで5年間経験を積み、2010年にスタイリストとして独立。その後、雑誌・広告・テレビなど多くの媒体でスタイリングを手掛けている。3度の飯よりゴルフ好きということが高じて、ゴルフウェアブランド「FLOG_GOLF_CLUB」を立ち上げた。2021年8月から愛犬サニーと暮らし始め、夫婦と1匹の3人暮らしを謳歌中。

<FLOG_GOLF_CLUB>
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